2011年、知人の男性に暴行して死亡させたとして、岡山市の51歳の作業員の男が12月4日に警察に逮捕されました。2025年に入って新しい証拠が得られたため、逮捕に至ったということです。 傷害致死の疑いで逮捕されたのは、岡山市北区東古松の作業員、甲斐貢容疑者(51)です。 警察によりますと、甲斐容疑者は2011年3月、倉敷市玉島上成の自宅で知人の伊藤豊さんの腹を蹴るなど暴行し、搬送先の病院で外傷性ショックにより死亡させた疑いです。 警察は当時、伊藤さんが何らかの暴行を受け死亡した可能性が高いとみて捜査していましたが、容疑者の特定には至っていませんでした。2025年に入って当時の関係者に再度、事情聴取するなどして新たな証拠が得られたため、甲斐容疑者の犯行を特定し、逮捕しました。 甲斐容疑者は2024年まで別の事件で服役していました。取り調べに対し甲斐容疑者は、「まったく身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。