26年前、名古屋市西区で主婦が殺害された事件で、容疑者は乳酸菌飲料の販売員を装って被害者のもとを訪れたとみられることが新たに分かりました。 1999年、名古屋市西区稲生町のアパートで当時32歳の高羽奈美子さんを殺害した疑いで、2025年10月31日、名古屋市港区のアルバイト・安福久美子容疑者が逮捕されました。その後の捜査関係者への取材で、安福容疑者は乳酸菌飲料の販売員を装ってアパートを訪れ、奈美子さんを襲ったとみられることが新たに分かりました。 テレビ愛知は、事件発生当時、次のようにニュースで報じていました。 記者リポート： 「警察が手掛かりとして注目しているのが室内の台所に置いてあった乳飲料です」 奈美子さんの夫の悟さんは11月、この乳酸菌飲料について話していました。 高羽悟さん： 「なぜストローじゃなくて上の銀紙だけがめくられて、こぼれて置いてあったのか。なぜそれがうちにあったのかわからない」 捜査関係者は安福容疑者が販売員を装うことで、面識がなかった奈美子さんの警戒心を解こうと試みた可能性があるとみています。 ※高羽さんの高ははしごだか