元テレビ朝日でジャーナリストの玉川徹氏が8日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演。首都圏強盗事件の指示役4人が逮捕されたことについて語った。 昨年10月に千葉県市川市で起きた強盗事件に関与したとして20代の男4人が5日までに強盗傷害などの疑いで逮捕された。首都圏で相次いだ「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」による強盗事件で指示役とされる人物の逮捕は初。 玉川氏は逮捕された指示役4人が20代だったことに「ちょっと衝撃でしたね、こんなに若いのかと」と驚きを込めた。 4人について「取材によると、以前からの知り合いらしい。一部暴力団との関係もあるが構成員ではないとのこと。半グレでもなさそう」と説明し、「27年ぐらい生きてきた中で、なんでこんな悪いことをするのが当たり前な4人の関係性になっているのか」とその背景に疑問を抱いた。 「悪い連中と付き合いはあるが、特に半グレでもない人たちが20代でこういう犯罪をおかす。犯罪の裾野が広いなという感じがする。暴力団や半グレの人たちだけで犯罪が組織的に行われているんじゃないってことのほうが、僕は怖い」と話した。 また、「さらに暴力団に上納があったっかは今のところ分からないですけど、どうもそうではないらしいという感じ。独立してこういう連中が組織化して犯罪をやったということなので、もっと出てくる可能性すら感じる」と懸念した。