香港議会選挙「親中派」が議席独占 “白票呼びかけ”か…11人逮捕

香港で7日、議会選挙が行われ中国に融和的な「親中派」が議席を独占しました。投票率は31.9パーセントと低調でした。 7日に行われた香港の議会「立法会」の議員選挙は、投票率が31.9パーセントとなり、過去最低だった前回の2021年を上回ったものの低い水準でした。前回に続き政府に批判的な「民主派」は事実上排除されていて、親中派が議席を独占しました。 先月、高層マンションで起きた大規模火災を受けて選挙運動を控える動きもあり、市民の関心は低下していました。火災の原因をめぐっては、政府の監督責任を問う声もあがっていますが、香港当局はSNSで「白票」を投じるよう呼びかけたなどとして、これまでに11人を逮捕したということです。 また、火災現場近くの献花や追悼メッセージの掲示板も撤去がはじまり、政府批判の高まりに神経をとがらせているとみられます。

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