コロナ対策の補助金をだまし取った疑い 医療法人の理事を逮捕 名古屋地検特捜部

新型コロナ対策の補助金をだまし取ったとして愛知県一宮市の病院を運営する医療法人の理事が名古屋地検特捜部に逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは一宮市の「いまむら病院」を運営する医療法人有俊会の理事、今村有希子容疑者(57)です。 特捜部によりますと、今村容疑者は、2023年3月から5月までに愛知県から新型コロナ対策の補助金、あわせて5200万円あまりをだまし取った疑いが持たれています。 今村容疑者は補助金を受けるために院内の消毒作業を行ったなどとする虚偽の内容を記載した報告書を県に提出したとみられています。 特捜部は今村容疑者の認否を明かにしていません。 愛知県によりますと、医療法人は今村有希子容疑者の夫の今村洋史元衆議院議員が理事長を務めていて、県の調査で補助金4億5400万円あまりを不正受給してたことを明らかにしていました。

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