愛媛県の松山港で女の赤ちゃんの遺体が遺棄されているのが見つかってから2年を迎えた10日、警察が現場近くで情報提供を呼びかけました。 この事件は、おととしの12月10日、松山市の松山港でへその緒のついた女の赤ちゃんの遺体が海に浮いているのを釣り客が発見したもので、警察は殺人事件として捜査を続けています。 松山西警察署は10日、現場近くのスーパーで署員およそ10人が、情報提供を求めるビラを買い物客に配って、協力を呼びかけていました。 警察は、この2年間でのべ・およそ1万5000人を投入して、捜査にあたっていますが、女の子の身元の特定や犯人の逮捕には至っていません。 また、10数件の情報が寄せられたものの、有力な手がかりはなかったということで、引き続き、情報提供を呼びかけています。