80代女性の孫の代理人のふりをして…通報を受けて警戒していた警察に気付き断念、400万円詐欺未遂容疑で”受け子”16歳少年を逮捕 北海道旭川市

11月、北海道旭川市に住む80代女性の孫の代理人になりすまし、女性から400万円をだまし取ろうとしたとして16歳の少年が逮捕されました。 詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、愛知県北名古屋市の16歳の無職の少年です。 少年は11月25日、氏名不詳の仲間と共謀し、80代の女性の孫になりすました仲間が女性に「会社に至急現金を支払う必要がある」などと電話をかけ、少年は孫の代理人のふりをして女性から400万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。 現金を取りに来ることを知った女性の家族が、警察に連絡し、警察は女性宅の周辺を警戒していたところ、予定の時間に少年が現れたということです。 少年は、女性宅を訪れる前に警察に気づいたため犯行を断念しました。 警察から事情を聴かれた少年は、この4日前にあった上川地方の80代男性がニセの税理士に現金300万円をだまし取られた事件に関与していることがわかり、その後、逮捕されました。 そして、今回の詐欺未遂事件についても少年の容疑が固まったとして、警察は11日、少年を再逮捕しました。 取り調べに対し、16歳の無職の少年は「受け子として現金を受け取りに行こうとした」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、少年は詐欺グループの現金の受け取り役だったとみて、グループの全容や余罪の有無を調べています。

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