２０２５年も残り２週間となりました。 １７日から「鹿児島この一年」と題して、２０２５年起きた出来事をテーマごとに振り返っていきます。 まずはこちらの数字をご覧ください。 ３１４２本 これは２０２５年に入り、１５日までにＫＴＳが動画投稿サイト「ＹｏｕＴｕｂｅ」にアップしたニュースの本数です。 総再生回数は１３３８万回を超えています。 １７日は５分以上の特集を除く投稿動画の再生回数ランキングから、２０２５年１年を振り返ります。 それではまず、２０位から１１位までをＶＴＲでご覧下さい。 ２０位は、１１月１８日放送、ウルトラマンゼロが大雨で被災した姶良市の保育園を訪問したニュースです。 県央に大きな被害をもたらした８月８日の大雨。今なお傷跡が残る場所もありますが、明るいニュースに「ウルトラマンは永遠の僕らのヒーロー」「これからも募金する」など温かいコメントが寄せられました。再生回数は６万回を超えました。 １９位から１７位、１つ飛んで１５位の４つは、鹿児島のシンボル、桜島の噴火に関するニュース。 そのうち３つは５月の動画で桜島の噴火はこの月だけで１４６回を数えました。 火山灰の影響で空の便に欠航も出ました。コメント欄には「来月桜島に行く予定なのに大丈夫かな」「鹿児島県民はすごいな。全く動じないのか？」など、県外の視聴者と思われるコメントも数多く見られました。 １６位は中継の動画です。８月８日の大雨で霧島市の国道が陥没しトラックが川に転落した現場です。幸い運転手の命に別条はありませんでした。 １４位は９月３日、北上する熱帯低気圧について新井気象予報士が解説した動画です。この熱帯低気圧は台風１５号となり県内を強風域に巻き込みました。 １３位は不祥事に揺れる県警です。知人女性に対する不同意性交の疑いなどで書類送検された前捜査２課長について、４月、県警が警察庁への異動を発表しました。 １２位は同じ警察でも明るい話題。 県警鑑識課警察犬係・福留明光さん 「よくやった、そしてありがとうですね」 ７月２２日放送。この日、警察犬のタフィー号が行方不明の高齢女性を見つけ表彰されました。表彰は８回目というお手柄警察犬のほほえましいニュースに注目が集まりました。 １１位は先週放送したばかりの事故のニュースです。１２月１２日、日置市の国道３号線で押しボタン式の信号機がある横断歩道を渡っていた成人女性２人が軽自動車にひかれ、運転していた女子大生が現行犯逮捕されました。 １０位以内のニュースは再生回数が１０万回を超えてきます。 まず１０位は１０月３１日に放送された、「鹿児島県で４年ぶりに交通死亡事故多発警報が発令されたニュース」です。鹿児島市でバイクに乗っていた男子高校生が死亡するなど短期間で多くの交通死亡事故がおきました。 そして、９位は先週の１２月８日に放送した太平洋戦争末期の特攻機の新たな映像公開のニュースです。権利の関係で既に動画は公開が終了していますが、戦後８０年の２０２５年は特に関心が高かったのかもしれません。 続いての８位から４位まではＶＴＲにまとめています。ご覧ください。 ８位は１０月１７日放送、２０２４年に鹿児島市下荒田で起きた４人が死傷した事故の初公判です。ブレーキとアクセルを踏み間違えたという８５歳の女は、７５歳以降、５回事故を起こしていたことが明らかになりました。 ７位はあのスーパールーキー。将来の日本代表入りが期待される川内商工１年、田中洸選手の高校デビュー戦です。 ６位は再び５月の桜島の噴火のニュース。 桜島の活発な活動が続き周辺住民が降灰への対応に追われました。 ５位は８月５日放送、２０２５年デビューした新米警察犬、ウォルト号のニュース。初めての捜索で見事行方不明者を発見し表彰されました。 しかし、その１カ月半後、悲しいニュースが。将来を期待されたウォルトが感染症のため急逝。２つの動画の再生回数はあわせて２５万回。 「ウォルトくん大好きだよ」「天国でゆっくり休んでね」コメント欄にはウォルトの突然の死を悲しむ声が多く寄せられました。 それでは最後にトップ３の発表です。２位と３位は意見が対立したニュースでした。 ３位は８月６日放送、鹿児島市の仙巌園前にあるバス停移設を巡る問題が約１６万回。 ２位は３月１９日に放送された、出水市の米之津川にかかる肥薩おれんじ鉄道の鉄橋の補修工事を巡る問題で１７万回以上再生されました。 そして、この１年間でもっとも見られたニュースは・・・ 鹿児島大学・井村隆介准教授 「新燃岳の下にはまだまだポテンシャルを持ったものがある」 ７月７日放送、火山に詳しい鹿児島大学の井村隆介准教授とともに上空から新燃岳を確認したＶＴＲでした。 ７年ぶりに噴火した新燃岳は断続的に噴火を続け、大量の降灰の影響で霧島市の一部地域では断水が発生しました。 再生回数は２位より１０万回ほど多い２６万５８７６回、関心の高さが伺えました。