2025年9月、沖縄県那覇市のホテルで、父親を刃物で刺して殺害したとして逮捕されていた当時・20歳の息子について、那覇地方検察庁は19日、不起訴処分としました。 この事件は9月、那覇市牧志の国際通りにあるホテルの客室で、大分県別府市に住む自営業の46歳の父親の首や顔などを刃物で複数回刺し殺害したとして、当時20歳の息子が殺人の疑いで逮捕・送検されたものです。 那覇地方検察庁は、息子の刑事責任能力を調べるため約3か月にわたって鑑定留置し、19日付で不起訴処分としました。 処分の理由について、那覇地検は「精神鑑定の結果などを考慮したうえで総合的に判断した」としています。