名古屋駅近くで3人死傷の“暴走事故” 71歳男 初公判で起訴内容認める 検察側「車に異常なく、ブレーキ痕なかった」 弁護側「認知症の疑いがある」

ことし10月、名古屋駅近くで車を暴走させ歩行者3人を死傷させた罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。 起訴状などによりますと、名古屋市北区の無職鳴海洋被告71歳はことし10月、中村区名駅南のビル内の道路で時速約72キロから76キロで車を走らせ、赤信号の交差点に進入。 横断歩道を歩いていた49歳の女性をはねて死亡させ、男女2人に重傷を負わせた過失運転致死傷の罪に問われています。 ■弁護側「認知症の疑いがある」 鳴海被告は逮捕後の警察の取り調べに「人にぶつかっていない」と話していましたが、23日の初公判では起訴内容を認めました。 続く冒頭陳述で検察側は、鳴海被告が過去に交通違反を6回繰り返していたと指摘した上で「車に異常はなく、現場にブレーキ痕はなかった」と主張しました。 一方弁護側は「認知症の疑いがある」と訴えました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする