大麻使用の元小学校元教諭に有罪判決「忙しい業務で不眠に…」「後悔してもしきれない」(島根・松江地裁)

違法薬物の「大麻リキッド」を所持して自ら使用したとして逮捕・起訴された松江市の元小学校教諭の裁判で、松江地裁は12月23日、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。 判決を受けたのは、起訴後に懲戒免職となった松江市の元小学校教諭の27歳の男です。 起訴状などによると、男は2025年7月から9月にかけて「大麻リキッド」と呼ばれる違法な薬物を知人から購入して所持し自宅で自ら使用したとして、麻薬取締法違反の罪に問われています。 12月23日に松江地裁で初公判が開かれ、男が業務の忙しさで不眠続きだったが薬物の使用で解消されたため週に2、3回使用していた、後悔してもしきれないなどと話しました。 裁判はこのあと結審して判決に移り、芹澤俊明裁判官は、常習性があり再犯の恐れは否定できないとしながらも被告が更生の意欲を述べ、父親が監督を誓っているなどとし、拘禁刑1年、執行猶予3年執行猶予中の保護観察を言い渡しました。

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