捜査対象だった風俗スカウトグループ「ナチュラル」に、捜査情報を漏えいしたとして警部補が逮捕された事件で、警視庁は警部補を懲戒免職処分としたほか、当時の上司ら11人も処分しました。 懲戒免職処分となったのは、警視庁暴力団対策課の警部補・神保大輔被告です。 神保被告は、ことし4月から7月にかけ、スカウトグループ「ナチュラル」の関係者に、捜査情報を漏らしたとして、23日に起訴されました。 起訴を受け警視庁は、神保被告のほか暴力団対策課の当時の課長を警務部長注意、直属の上司を戒告処分とするなど11人を処分しました。 警視庁は神保被告がナチュラルから、見返りを受け取っていなかったかなどを引き続き捜査することにしています。