学校で盗撮機器は見つからず 名古屋、小中高など調査

名古屋市教育委員会は9日、女子児童を盗撮し、交流サイト(SNS)で共有したとして、性的姿態撮影処罰法違反の疑いで市立小の主幹教諭森山勇二容疑者(42)が逮捕された事件を受け、市立の小中高校などを調べた結果、盗撮機器は見つからなかったと発表した。容疑者の勤務先で中止していた体育の授業を10日から再開する。 市教委は2~7日、415ある市立の小中高校と幼稚園、特別支援学校を対象に、子どもたちが着替える更衣室や教室、トイレなどを複数の教職員で点検。容疑者の勤務先では8日、民間業者が更衣室を調べた。 広沢一郎市長は、同様の事案の有無などを調べる第三者委員会を設置する意向を示している。

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