【連続金属窃盗等事件】資材置き場などから鉄板など計約1963万円相当を盗んだか 窃盗の疑いで逮捕されていた20代の男2人を別の容疑でも送検 警察が捜査終結を発表《新潟》

妙高署は24日、県警の合同捜査班による連続金属窃盗等事件の捜査を終結したと発表しました。 この事件は20代の男2人が妙高市や上越市などの廃ホテルや資材置き場などから次々に金属類を盗み、他人の名前で売却するなどしていました。 建造物侵入や窃盗などの疑いで送検されたのは、上越市に住む無職の男(22)と妙高市に住む無職の男(22)です。 2人はおととし11月下旬からことし8月までの間に、妙高市や上越市、長野県飯山市内の廃ホテル・廃業したスポーツ施設・資材置き場などに侵入し、鉄板や蛇口など約800点を盗んだ疑いがもたれています。所有者から被害届が出されていて、被害総額はあわせて約1555万円にのぼるということです。 2人はことし9月に、妙高市内の資材置き場から計約8万5000キログラムの鉄板(計約408万円相当)を盗んだ疑いでも逮捕されていました。当時は職業を「金属回収業」や「金属回収作業員」としていて、資材置き場へ仕事で出入りしていたということです。現在は廃業し無職となっています。 また、うち1人は、これまで盗んだ金属類を売却するため、去年6月に5回にわたり上越市の金属買取業者に対し、伝票に架空の人物の名前を記載して提出し、鉄板など計約3万810トンを計約138万円6450円で売却した疑いでも送検されています。 2人はあわせて23件の窃盗などを行い、被害総額は約1963万円にものぼるということです。 調べに対し、2人はすべての容疑について認めていて、警察は捜査の終結を発表しています。

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