【AFP=時事】ロシアは28日、2022年9月に起きたロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」の爆破事件をめぐり先週、ウクライナ人の容疑者が逮捕されたことを受け、ドイツによる捜査の進展に「満足している」と述べた。 ノルドストリーム爆破をめぐっては、ロシアがウクライナは互いに相手のしわざだと主張してきた他、西側諸国の一部当局者もロシアのしわざだと非難していた。 だが、イタリアは21日、ドイツの要請を受けて、ノルドストリームに爆発物を仕掛けたグループの一員だとされるウクライナ人の男を拘束した。 これまで一貫してノルドストリーム爆破の黒幕はウクライナ政府だと主張してきたロシアは、この進展を歓迎した。 ロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官は記者団に対し、「捜査の進展には、確かに満足している」「捜査が完了し、実行犯だけでなく、テロ行為の黒幕の名前も明らかになると思いたい」と語った。 ペスコフ報道官によると、ドイツは今回の捜査をめぐりロシアと連絡を取っていない。 今回の逮捕は、西側諸国がロシアの侵攻を受けるウクライナを支持していることから、政治的にデリケートなこの事件における最初の逮捕となった。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、同国政府はノルドストリーム爆破計画について一切知らなかったと主張している。【翻訳編集】 AFPBB News