「大阪府警です」から始まる恐怖 【実録音声から公開】 金沢市内に住む女性が語る一部始終 「私、何かしたの?」警察官を騙る人物からかかってきた一本の電話 狙われる若者たち 20代が最多被害の特殊詐欺

石川県金沢市に住む46歳の女性が、実際に受けた詐欺電話の音声とともに、その体験を語ってくれた。仕事中にかかってきた一本の電話。相手は大阪府警の警察官を名乗り、この女性には身に覚えのない容疑をかけてきたのです。 【詳細音声】「大阪府警です」から始まる恐怖 警察官を騙る人物と石川県金沢市内に住む女性との一部始終 ■突然の着信「大阪府警ですが」 2025年10月下旬、仕事中だったこの女性のスマートフォンに身に覚えのない番号から一本の電話がかかってきた。 【金沢市内に住む女性】「たまに何か重大な連絡があったりするので、ちょっと出させてもらったんです」と振り返ります。電話に出ると、相手は大阪府警の警察官を名乗った。 【警察官を名乗る人物】「こちらは捜査中の事件になりますから、情報漏えい防止の観点から、第三者と周りにいない環境を作ってもらう必要があります」 いきなり「誰もいない場所で話してほしい」と要求された。実はこの時点で、この女性は「もしかして」と疑い始めていました。 【金沢市内に住む女性】「ニュースを見ていると、そういう詐欺電話は必ずその誰もいない場所に誘導して話をさせるって言われていたので、あ、もうまた詐欺かもしれないなと思いました」 過去にも詐欺電話を受けたことがあったこの女性は、この段階で録画を開始。警察官を名乗る男性との会話の一部始終を記録することにしました。 ■「あなたの名義のキャッシュカードが見つかった」 電話の相手は、淡々と事件の説明を続けます。 【警察官を名乗る人物】「大阪府警ではカワサキヒロユキという38歳の日本人男性を逮捕・勾留しております。カワサキを逮捕した際に、潜伏先や拠点から押収物として大量の携帯電話やパソコン、それから4000枚以上に上る銀行のキャッシュカードや通帳を押収しております」 そして衝撃的な内容が告げられました。 【警察官を名乗る人物】「その中から、あなたのお名前で開設された楽天銀行キャッシュカードが見つかっておりまして」

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