女子トイレに小型カメラを設置したとして名古屋市職員の男を逮捕・送検 勤務先の中学校では説明会を実施へ

愛知県名古屋市内の中学校の女子トイレに小型カメラを設置した疑いで逮捕・送検された名古屋市職員の男のスマートフォンから、トイレを利用していた女子生徒の画像が見つかったことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。 愛知県迷惑行為防止条例違反などの疑いで、2025年12月26日に送検されたのは、名古屋市の職員・加藤謙吾容疑者(26)です。加藤容疑者は名古屋市昭和区内の中学校に勤務し、部活動の顧問も務めていました。 警察によりますと、加藤容疑者は2025年12月24日、勤務先の中学校の女子トイレに、盗撮目的で小型カメラを仕掛けた疑いが持たれています。調べに対し加藤容疑者は、容疑を認めているということです。また動機については、「女子生徒の下半身が見たいと思った」などと説明しているということです。 その後、警察が加藤容疑者から押収したスマートフォンを解析したところ、トイレを利用していた女子生徒の画像が見つかったということです。警察は、画像の入手先や余罪について詳しく調べています。 名古屋市教育委員会は、名古屋市の元教員の男らが女子児童の下着を盗撮し、SNSグループで画像を共有したとされる事件を受け、市内すべての小中学校で隠しカメラがないか点検を進めていました。加藤容疑者が勤務していた中学校でも2025年12月10日に点検が行われましたが、今回使用されたカメラは見つからなかったということです。 加藤容疑者が勤務していた中学校では2025年12月26日の夕方、保護者説明会を開く予定で、校長が事件の経緯や今後の対応などについて説明する方針です。

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