大阪大学は、医学部附属病院に勤務する医師の男性(30代)が女性を盗撮した疑いで現行犯逮捕されたことを受けて、男性を諭旨解雇処分にしたと発表しました。 大学によりますと、男性は医学部附属病院の麻酔科に勤務する医師で11月、奈良市内のコンビニでスマートフォンで女性を盗撮した疑いで現行犯逮捕されました。 男性は大学の聞き取りに対し、事実関係を認めていて「大学及び関係者に大変ご迷惑をおかけした」と謝罪をしているということです。 大学は男性を26日付で諭旨解雇の懲戒処分にしました。男性は勧告を受け入れ、退職届を提出したということです。 大学は「患者の尊厳を重んじ、法令遵守の責任を担う医療従事者としてあるまじき行為。厳粛に受け止め、教職員に対して法令遵守の徹底を図り、厳正な服務規律の実施及び信頼回復に鋭意努めてまいります」とコメントしています。