住吉会の小川会長ら幹部4人を起訴 前会長宅から5千万円盗んだ疑い

全国で2番目の勢力をもつ指定暴力団住吉会の会長の小川修容疑者(72)と同会幹部らが窃盗などの疑いで逮捕された事件で、千葉地検は26日、小川容疑者と幹部3人を窃盗と邸宅侵入の罪で起訴し、発表した。認否は明らかにしていない。 発表によると、小川容疑者らは共謀し、同会の関功・前会長が死去した2022年5月31日の深夜、千葉県柏市の前会長の邸宅に窓の施錠を外すなどして侵入し、現金5千万円を盗んだとされる。 小川容疑者らは、県警に被害届を出した前会長の関係者の女性に対し、2千万円を受け取らせて被害届を撤回させようとしたとして、証人威迫と暴力行為等処罰法違反の疑いでも逮捕されたが、地検は26日、「証拠を十分に確保できなかった」として不起訴処分とした。 警察庁によると、住吉会の構成員は約2100人(準構成員を含めると約3200人)。六代目山口組に次ぐ規模となっている。

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