年末年始に一気見したいNetflix独占配信の話題作5選!『イクサガミ』や『10DANCE』『告白の代価』などそれぞれの見どころを紹介

さまざまな作品で話題を集めるNetflixの独占配信。ここでしか見られない大迫力のアクションやスリル、感動が目白押しだ。今回はそんなNetflix独占配信作品のなかから、年末年始に一気見したいおすすめ作品を5つ紹介。特徴と見どころについて解説しよう。 ■『イクサガミ』 Netflix独占配信のドラマ『イクサガミ』は、明治初期の日本を舞台にした時代アクション作品。原作は、直木賞受賞作家である今村翔吾さんによる同名小説。武士の時代が終わりを迎える激動の世を背景に、選ばれし剣客たちが大金をめぐって、命がけのバトルロワイヤル「蠱毒(こどく)」に挑む。 監督は、映画『新聞記者』などで知られる藤井道人さんがおもに担当。主演は岡田准一さんで、プロデューサーとアクションプランナーを兼務したことでも話題になった。「アカデミー賞の前哨戦」としても知られる北米の映画批評家賞「Critics Choice Awards(放送映画批評家協会賞)」の「Best Foreign Language Series」部門に、日本作品として初めてノミネートされたほか、すでにシーズン2の制作も決定しており、話題沸騰中の作品だ。 見どころは、莫大な賞金を巡る過酷なルールのもと、信念、過去、誇りが交錯するなかで描かれる、単なる勝敗を超えた人間ドラマ。そして、ワンシーンに数日間かけるといった大規模な撮影が行われたほどの、岡田准一さんがこだわりぬいた大迫力のアクションだ。キャストも染谷将太さん、山田孝之さん、玉木宏さん、伊藤英明さん、二宮和也さん、阿部寛さん、東出昌大さんと、主演級の俳優陣が多くキャスティング。有力な俳優ばかりだからこそ、「誰が脱落するかわからない」という緊張感を生んでおり、最後まで読めない展開を楽しむことができる。 ■『10DANCE』 Netflix独占配信の映画『10DANCE』は、競技ダンスの頂点「10種目制覇」を目指す二人の男性ダンサーを描いた物語。ラテン部門の日本チャンピオンである鈴木信也と、スタンダード部門の日本チャンピオンである杉木信也が出会い、互いの領域を越えてぶつかり合い、そして強く惹かれ合いながら、10ダンスの頂点を目指していく。 原作は、井上佐藤さんによる人気BL漫画『10DANCE』。監督は、『るろうに剣心』シリーズなどで知られる大友啓史さんが務め、鈴木信也役を竹内涼真さん、杉木信也役を町田啓太さんが務める。 最大の見どころは、本格的な競技ダンスの再現度だ。ラテン5種目とスタンダード5種目、それぞれ異なるリズム、身体の使い方、距離感が丁寧に描かれ、リアルなダンスシーンが追求されている。競技者ならではの緊張感や呼吸、視線の交錯まで表現され、目の前で生のダンスを見ているかのような高揚を感じられるだろう。 また、生きてきた世界も性格も何もかもが異なる二人が、ライバルからパートナーへと変化していく関係性の変化も見どころだ。最初は反発し合っていた二人だが、互いの弱さや執着を知り、パートナーとして心身を預け合う関係へと移ろう過程が、言葉以上に二人の距離や触れ方、踊りの質で表現されている。競技ダンスの緊張感や官能性、そして二人の濃密な人間関係が融合した、大人向けのスポーツ作品となっている。 ■『グラスハート』 Netflix独占配信の『グラスハート』は、繊細な感情と激しい情熱が交錯する音楽青春ドラマ。挫折や孤独を抱えた若者たちがロックバンドを通して出会い、衝突し、支え合いながら自分の“音”と居場所を探していく。 原作は、若木未生さんによる同名小説。監督は柿本ケンサクさんと後藤孝太郎さんの二人が担当。脚本には、『とらドラ!』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで知られる岡田麿里さんも参画。主演は佐藤健さんで、共同エグゼクティブプロデューサーとしても企画段階から制作に深く関わっている。このほか、町田啓太さん、志尊淳さん、菅田将暉さん、高石あかりさん、山田孝之さんなど実力派俳優がキャスティングされているほか、音楽面ではRADWIMPSの野田洋次郎さんなどが楽曲制作に参加しており、スタッフ・キャスト陣の錚々たる顔ぶれからも、本気度が伝わる作品だ。 見どころは、音楽ドラマとしてのリアリティだ。キャスト自身が単なる演技に留まらず、実際に演奏や歌唱に挑んでおり、ライブシーンではバンドの熱量や緊張感がダイレクトに伝わってくる。また、「グラスハート(壊れやすい心)」のタイトルの通り、登場人物たちの繊細な感情も濃く描かれる。才能への渇望、仲間への信頼と嫉妬、夢を追うことの怖さ、成功の裏にある痛みまで、若者の未熟さと切実さを痛烈に描いたほか、音楽を通して「何を選び、何を手放すのか」を突きつけ、強い余韻を残す作品となっている。 ■『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』 Netflix独占配信のドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』はいよいよ最終話となる8話が公開。最終章となるシーズン5は3部作で、Vol.1は2025年11月27日、Vol.2は12月26日から、そしてVol.3は2026年1月1日(木)10時に配信される。 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、Netflix制作の大人気オリジナルドラマシリーズ。1980年代のアメリカ・インディアナ州ホーキンスを舞台にしたSFとホラーと青春を掛け合わせた物語で、少年ウィルの失踪事件をきっかけに、謎の少女エルや異界“裏側の世界”の存在が明らかになっていく。最終章ではいよいよ、異界“裏側の世界”の脅威が現実へと迫り、エルと仲間たちはこれまでの因縁と向き合いながら、世界の命運を懸けた戦いに挑む。 本シリーズの特徴の一つが、ダファー兄弟(マット&ロス・ダファーさん)による一貫した制作体制で、スティーヴン・スピルバーグやスティーヴン・キング作品に影響を受けた80年代テイストをダファー兄弟が企画・脚本・監督・製作総指揮を兼任することで表現。特に、子ども視点の冒険譚と本格ホラーを融合させる演出力が高く評価されている。また、スリリングな異界との対決も大きな見どころ。エルや仲間たちが未知の怪物や謎の力と戦う場面は見逃せないシーンの連続で、緊張感ある演出や特殊効果が視聴者を画面に引き込んでくれること間違いなし。ついに最終回を迎える本シリーズの結末を見届けよう。 ■『告白の代価』 Netflix独占配信の韓国ドラマ『告白の代価』 はミステリー・サスペンス作品。平凡な日常を送っていた美術教師ユンスが、突如夫殺害の容疑で逮捕され、人生が一変するところから物語は始まる。無実を訴える彼女の前に現れたのは“魔女”と呼ばれる謎めいた女性モ・ウンで、ユンスの罪を肩代わりする代わりに、ある人物の殺害を提案するという危険な取引を持ちかけられ、やがて二人の間で心理戦と秘密が絡み合う展開が繰り広げられていく。 監督は『愛の不時着』などで知られるイ・ジョンヒョさん。主演は『シークレット・サンシャイン』などに出演したチョン・ドヨンさんと『トッケビ 君がくれた愛しい日々』などに出演したキム・ゴウンさんで、実力派女優たちが先の読めないサスペンスを熱演している。 一番の見どころは、やはり主人公ユンス(チョン・ドヨン)と謎の女性モ・ウン(キム・ゴウン)の間で繰り広げられる心理戦。どちらも自分の目的のために巧妙に駆け引きを行うが、ユンスの混乱や恐怖、モ・ウンの冷静かつ謎めいた表情など、細やかな心理描写を二人の実力派女優が魅力たっぷりに表現。特に、「罪を肩代わりする代償」という設定が、登場人物の葛藤や選択に深みを与えている。 また、「罪と罰」「正義と復讐」「代償とは何か」というテーマが随所に散りばめられており、単なるエンタメ作品ではなく、視聴を通して社会問題や倫理観について思わず考えさせられてしまう、大人向けの作品となっている。 ※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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