最後通牒にも踊って嘲笑したマドゥロ氏…トランプ氏、この姿に「確固たる決意」固めた

「狂った戦争はいらない(No crazy war)」。 昨年12月31日(現地時間)、ベネズエラの首都カラカスにある国際女性リーダーシップ学校の開校式。ニコラス・マドゥロ大統領が、電子音楽に合わせて楽しげに踊りながら、英語でこのように語った。米国のドナルド・トランプ大統領が軍を動員して持続的に圧迫し、「大統領職を辞任した後にトルコ亡命」という最後通牒まで突きつけたが、これを拒否した後のことだ。トランプ政府がベネズエラを空襲し、マドゥロ氏を逮捕したことで、彼のパフォーマンスは幕を下ろした。 ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、「トランプ政府内の一部では、ここ数週間にわたって続いていたマドゥロ氏の非協力的な態度や、公の場で踊った行動などを、“米国を嘲弄し、米国の警告を虚勢と見なして揺さぶりをかけるためのもの”と受け止めた」と4日、報じた。 実際、マドゥロ氏はこれまで、各種集会や公式行事などで興にのって踊る姿を繰り返し演出してきた。トランプ政府がこれを事実上の「挑発」と認識したことで、外交的・経済的圧迫だけでは効果がないという懐疑論が起きて軍事的な選択肢が本格的に議論され始めたという分析が出ている。NYTは「交渉が結裂したことで、マドゥロ氏を生け捕りにするための作戦の舞台が用意された」と伝えた。 公開的な「挑発」が度を越していたのだろうか。金融・ベッティング市場がいち早く動いた。米国のブロックチェーン基盤の予測市場である「ポリマーケット(PolyMarket)」では、「マドゥロ失脚・米国による拘束」に関連するベッティングの確率は、トランプ大統領の公式発表の直前に急騰した。ポリマーケットで5〜6%前後を維持していた確率は、3日午前1時ごろに12.5%まで上昇し、1時15分から再び上昇した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする