ミネソタ州、トランプ政権提訴-移民当局「前例なき大規模派遣」巡り

(ブルームバーグ):ミネソタ州は、米移民当局の「前例なき大規模派遣」を巡り、トランプ政権を提訴した。数日前にミネアポリスで連邦職員が女性を射殺する事件が起きている。 12日に提出された訴状によると、ミネソタ州はミネアポリスとセントポールへの数千人規模の職員派遣について、「政敵を罰し、党派的な得点を稼ぎたいという考え」に基づくものだと指摘し、国土安全保障省と同省のノーム長官を非難した。 同州は、今回の派遣は州の主権を侵害する違憲行為であり、民主党主導の州政府に対する報復だと主張した。また、職員にマスクを着用させるといった政権の方針は州法に違反しているほか、連邦職員が不法滞在の疑いがある人たちに対し、過剰な実力行使や令状なしの逮捕を違法に行っていると訴えている。 州当局は、「武装した覆面姿の国土安全保障省職員数千人がツインシティー(ミネアポリス・セントポール都市圏)に押し寄せ、合法的な移民取り締まりを口実に、軍隊さながらの摘発を行い、学校や病院など配慮を要する場所で、違法・違憲かつ危険な職務質問や逮捕を強行している」と強調した。 車を運転中のレネ・ニコール・グッドさんが7日、米移民・関税執行局(ICE)職員に射殺された事件を受け、全米各地で抗議デモが起きている。ミネソタ州当局は現場の映像を根拠に発砲を不当と非難する一方、政権側は同職員を擁護している。 国土安全保障省のマクローリン報道官は声明で、「市長や知事、州司法長官が誰であろうと、米国民を守り、法を執行するのがトランプ大統領の職務だ」とした上で「政権はそれを実践している。われわれの行動は憲法に基づいており、法廷でそれを立証する」とコメントした。 原題:Minnesota Sues Noem Over ICE Tactics After Fatal Shooting (2)(抜粋) もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp (c)2026 Bloomberg L.P.

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