キャバクラ従業員乗せ「白タク」営業の疑い ひき逃げ死亡事故で発覚

キャバクラの従業員を無許可で送迎する「白タク」営業をしたとして、警視庁は、東京都豊島区の送迎サービス会社「ISANA」の元社長小山田栄一容疑者(77)=千葉県市川市=を道路運送法違反(無許可運送事業)の疑いで逮捕し、14日に発表した。容疑を認めているという。法人としての同社と、経理や配車を担当していた元取締役らも同容疑で書類送検した。 同社は都内12店舗のキャバクラ店と契約し、約40人のドライバーが在籍しており、2024年10月以降の1年間で1億7千万円を売り上げた、と警視庁はみている。 交通捜査課によると、元社長らは共謀して昨年10月16日、国土交通大臣の許可を受けないで、都内のキャバクラ3店舗の従業員6人を都内や埼玉県内に有償で送迎した疑いがある。 同社の無許可送迎容疑は、同日未明に起きたひき逃げ死亡事故で浮上した。東京都練馬区の都道で、劇団員の高橋智子さん(39)=東京都国分寺市=を車ではねたにもかかわらず、必要な救護などをせずに死亡させたとして、同社の運転手の男(39)が自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)などの疑いで逮捕、起訴されていた。 高橋さんが所属していた芸能事務所は事故を受け、高橋さんについて「弊社創立メンバーとして、精力的に活動をしてくれておりました。責任感も強く情にも厚く、皆に愛されていました」とするコメントを公表していた。(太田原奈都乃)

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