能登半島地震を受けて開設された福祉避難所で、架空の人件費を不正に請求したとして、警察は社会福祉法人の理事長だった57歳の男を詐欺の疑いで逮捕しました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、石川県羽咋市内の団体職員で、輪島市の社会福祉法人「弘和会」の57歳の元理事長です。 警察によりますと、元理事長は能登半島地震発生後の2024年1月から3月にかけて弘和会が石川県羽咋市内の福祉施設「地域支え愛倶楽部村友」に開設した福祉避難所で、職員が働いていたかのように見せかけて、うその請求書を羽咋市に提出し、現金およそ210万円をだまし取った疑いがもたれています。 2025年9月、石川県羽咋市が刑事告訴し、警察が捜査を進めていたもので、羽咋市によりますと、弘和会には夜勤者の給与や宿直手当などとして、およそ1560万円が支払われていて、警察がいきさつを調べています。元理事長は調べに対し、「だまし取った認識はありません」と容疑を否認しています。