弁護士資格がないのに交通事故に関わる損害賠償の異議申し立てなどを行ったとして、福岡市の行政書士の男が逮捕されました。 弁護士法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡市の「ピンチヒッター行政書士法人」の副代表で行政書士の高萩慎司容疑者(46)です。 警察によりますと、高萩容疑者は2023年から2024年にかけて、弁護士資格がないにもかかわらず、福岡市などで発生した交通事故の負傷者6人から依頼を受け、損害賠償の一部の支払いを拒んだ保険会社に異議申し立てを行うなどした疑いです。 報酬として30万円余りを受け取っていました。 法律では、資格を持たない者が報酬を得る目的で、弁護士のみに認められている法的行為を行うことは禁じられています。 警察の調べに対し「弁護士法違反になるとは知らなかった」と容疑を一部否認していますが、今回の事件は交通事故に関する別の詐欺事件の捜査過程で浮上していて、警察は余罪についても調べを進めています。