海上保安大学校の伝統行事『早朝耐寒訓練』始まる 「諦めない力をつけて人命を救いたい」 広島・呉市

幹部海上保安官を育成する呉市の海上保安大学校で、開学以来の伝統行事、「早朝耐寒訓練」が始まりました。 夜明け前の午前6時すぎ、学生たちが一斉に宿舎から飛び出し耐寒訓練が始まります。 「逮捕術」や「長距離走」といった訓練の中でも最も厳しいといわれるのがこの「カッター訓練」。 重さ10キロのオールを「セイ・キャッチ」の掛け声とともにまだ薄暗い海原へと漕ぎだします。 寒波の影響で、冷え込んだ呉市の22日朝の気温は1度。 肌を刺す冷たい海風が吹く中、半袖姿の学生たちは一致団結して決められたコースを完走。 海上保安官に必要な気力と体力を養いました。 【海保大 本科1学年 大株駿歩さん】 「初めての訓練で緊張したが、声を出して全力でカッターを漕ぐことで寒さも緊張もほぐれて、いいスタートを切れたと感じている」 【海保大 本科3学年 伊飼賢志朗さん】 「『キツイ、もうやめた』という気持ちでは、現場で命は救えないと思うので、諦めない力をつけて将来は人の命を救えるような海上保安官になっていきたい」 耐寒訓練は今月29日まで続き、最後に仕上げの競技会が行われます。

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