特殊詐欺被害が最多5.3億円、SNS悪用は5.5億円 県警まとめ、25年県内

県内で昨年1年間に確認された、特殊詐欺の被害額が計5億3551万円となり、2004年の統計開始以降、最多となったことが24日、県警のまとめで分かった。交流サイト(SNS)を悪用したSNS型投資・ロマンス詐欺の被害額は5億5092万円で、前年より1335万円増加。特殊詐欺と合わせた被害額は10億8643万円に上った。 生活安全企画課によると、金額などはまだ暫定値で、県警が昨年認知した特殊詐欺は前年比で30件増の108件。被害額は2億1396万円増えた。実在する警察署などをかたり、警察官や検察官を装って「犯罪に関与している」「このままでは逮捕される」と不安をあおるケースが横行。 潔白を証明するために必要と称し、「紙幣の番号を調べる」「口座を確認する」などの名目で送金させたり、被害者宅の玄関先に封筒などに入れて置かせたりし、現金をだまし取る手口が目立つ。 SNS型詐欺の被害認知件数は67件だった。副業などに勧誘し、株や暗号資産などへの投資名目でだまし取る投資詐欺が34件。連絡を取り合って好意を抱かせたり、親しみを感じさせたりし、現金や暗号資産などを詐取するロマンス詐欺は33件だった。同課の担当者は、「詐欺の手口を知り、被害に遭わないよう、防犯力を高めてほしい」と呼びかけている。

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