自称東京都の44歳医師を逮捕 虚偽の診療報酬1億8900万円だまし取った疑い 閉院病院名義で申請か 千葉県警

虚偽申請で診療報酬をだまし取ったとして、千葉県警は25日までに、詐欺の疑いで医師の男(44)=自称東京都渋谷区=を逮捕した。県警捜査2課によると、容疑者は閉院した習志野市内の病院の事業継承を口実に病院関係者と協議を続けていたが、実際には行っていない診療報酬を同病院の名義で請求していた疑いがある。 逮捕容疑は2024年9月10日ごろから同年10月21日、千葉県国民健康保険団体連合会に対し、患者14人分の虚偽の診療報酬明細書を提出し、千葉県後期高齢者医療広域連合などから現金計約1億8900万円をだまし取った疑い。 同課によると、容疑者は「事件のことはちゃんと調べてください」と供述している。閉院した病院関係者が県警に相談し、捜査を進めていた。同課は、この病院に通院していた患者の名義と、容疑者が過去に診察した患者の名義を使い、がん治療などの名目で請求していたとみている。 この病院は個人経営で、経営者が高齢だったことなどから閉院したが、病院関係者が、事業を継承した方が良いとして容疑者を紹介していた。容疑者は紹介を受けた当時、神奈川県内のクリニックの院長だったが、24年9月に保険医の登録を取り消され、同月中に院長を解雇されていたという。 容疑者は虚偽の処方箋を作成して薬剤をだまし取った疑いで警視庁に昨年逮捕され、詐欺罪で起訴されているという。(井田心平) (本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)

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