国内最大スカウトトップを逮捕 暴排条例違反容疑、グループ全容解明へ 暴力団員にみかじめ料・警視庁

暴力団員に「みかじめ料」として現金60万円を渡したとして、警視庁は26日、東京都暴力団排除条例違反容疑で公開手配していた、国内最大規模の違法スカウトグループ「ナチュラル」トップの住所不定、職業不詳小畑寛昭容疑者(40)を逮捕した。 捜査関係者への取材で分かった。 ナチュラルは、警察当局が取り締まりを強めている匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の一つ。徹底した警察対策を講じており、長年にわたって実態が不透明だったが、警視庁暴力団対策課は、同容疑者の逮捕を機に、暴力団との関係を含めた組織の全容解明を本格化させる。 逮捕容疑は2023年7月24日、部下を通じ、ナチュラルが東京都渋谷区宇田川町の路上などでスカウト行為をすることを容認してもらう代わりに、暴力団員にみかじめ料として現金60万円を供与した疑い。 捜査関係者などによると、ナチュラルは09年ごろ、東京・歌舞伎町を中心に活動を開始。街でスカウトした女性を、全国の性風俗店などに違法にあっせんしていた。メンバーは一時約1500人に上り、年間約45億円を得ていたとみられる。 同庁と千葉県警の合同捜査本部は25年1月下旬、ナチュラルの関係先として複数都県の風俗店など数十カ所を一斉捜索した。

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