広島・羽月隆太郎容疑者の逮捕容疑は「医薬品医療機器法違反」、「麻薬取締法」との違いは…エトミデートは『指定薬物』

広島県警は27日、指定薬物のエトミデートを使用したとして、医薬品医療機器法違反の疑いで、広島の内野手、羽月隆太郎(はつき・りゅうたろう)容疑者(25)を逮捕したと複数のメディアが報じた。共同通信によると、逮捕容疑は2025年12月16日ごろ、国内でエトミデート若干量を使用したとされ、羽月は「使った覚えはありません」と容疑を否認しているという。 エトミデートは国内では未承認だが、海外では鎮静剤や麻酔導入薬などとして使用される医薬品成分。乱用すると、手足が震え、ソンビのようにふらつきながら歩くケースがあることから「ゾンビたばこ」とも呼ばれる。電子たばこで違法に使用されるケースが社会問題化している。 また、今回の逮捕容疑は「薬品医療機器法違反」。覚醒剤やMDMAといった依存性の高い違法薬物の所持、使用、売買を規制する麻薬取締法とは違い、無許可の医薬品、医療機器の製造、販売や、未承認薬の広告、販売など「健康被害の恐れがある医療品」の流通を規制する法律違反。エトミデートは医薬品などの品質や有効性、安全性を確保する「医薬品医療機器法」に基づき「指定薬物」に指定されている。エトミデートを含む製品の製造、輸入、販売、所持、使用などは原則禁止となっている。 麻薬取締法は反社会的な犯罪の防止を目的とし、医薬品医療機器法は安全な医療流通が目的となっている。

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