広島は28日、羽月隆太郎内野手(25)が「ゾンビたばこ」(指定薬物エトミデート)を使用した疑いで前日27日に逮捕されたことを受け、「当球団に所属する選手が今回このような事件を起こし、ファンの皆様に多大なる心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と文書で発表した。 調べによると昨年12月16日、関係者からの通報を受けた捜査員が広島市中区の現場で羽月容疑者を確認。 任意で尿検査を行ったところ、陽性反応を示した。関係者によるとその後の捜査で、関係先から「エトミデート」とみられる薬物と吸引するための道具が押収されたという。 羽月容疑者は「エトミデートを使った覚えはありません」と容疑を否認している。 この日、報道陣の取材に応じた広島・鈴木清明球団本部長(71)は「本人は否定しているかもしれませんが、逮捕という事実はある。野球活動を停止する」と説明。 さらに「契約解除については今後のことを見守っていかないと。選手会もあるので、選手会と話しながら」と続けた。 新井貴浩監督(48)は「重く受け止めている。チームの一員として自覚を欠いた行動で、非常に残念」と球団を通じてコメントした。 マツダスタジアム内で取材に応じた松田元オーナーは厳しい表情を浮かべ「びっくりした。ファンの方に申し訳ない」と話した。 羽月容疑者は2018年のドラフト7位で神村学園から広島に入団。2年目の20年に一軍デビューし、昨季は74試合に出場して、打率.295、31安打、17盗塁。代走の切り札として一軍に欠かせない存在だった。今季年俸は3100万円(推定)。 テレ東リアライブ編集部