ミネソタから移民捜査官700人撤収 地元と協力強化で「成果」強調

米連邦政府の移民捜査官による市民の射殺が相次いだ米中西部ミネソタ州ミネアポリスで、不法移民の取り締まりを指揮するトム・ホーマン氏は4日に記者会見を開き、現地に配備された捜査官700人を即日引き揚げると表明した。地元当局との「前例のない」協力態勢を築き、成果を上げていることを理由とした。 引き揚げるのは国土安全保障省傘下の移民税関捜査局(ICE)や税関・国境警備局(CBP)の捜査官。700人を削減した後も約2千人が現地に残り、ミネアポリス周辺での集中的な摘発作戦自体は継続するという。作戦の終了と捜査官の完全な撤収には、作戦に抗議する人々の「妨害・干渉・暴行といった無法行為」がなくなることが条件だとした。過去1カ月で抗議行動を理由に158人が逮捕されたという。 ホーマン氏はトランプ政権の国境対策の責任者。今年1月に相次いだ市民射殺事件を受け、トランプ氏が事態の沈静化のために現地に派遣した。(ワシントン=下司佳代子)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする