モスクワで発生した軍幹部暗殺未遂、ロシア捜査委員会がウクライナの関与を主張

(CNN) ロシア首都モスクワで6日に発生したロシア軍幹部暗殺未遂事件をめぐり、ロシア連邦捜査委員会は容疑者がモスクワから逃亡後、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで逮捕されたと発表した。捜査委員会はウクライナ情報機関が関与しているとして非難している。 共犯者とされる容疑者1人も拘束された。もう1人の容疑者はウクライナに逃亡したという。 捜査委員会は、容疑者についてウクライナ西部テルノピリ州出身の60代半ばの男と説明した。昨年12月に「ウクライナの特殊部隊の指示」でロシアを訪れたという。 銃撃を受けたのは、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のアレクセーエフ副長官(64)。銃撃犯はモスクワの幹線道路に面した集合住宅で数回発砲し、逃走した。 ロシア国営タス通信は7日、アレクセーエフ氏が手術後に意識を取り戻したと報じた。医療関係者は命に別条はないとしている。 捜査委員会によると、現場で消音装置付きのマカロフ拳銃が発見された。 ウクライナのシビハ外相は6日、ロイター通信に対し、ウクライナは今回の攻撃に関与していないと述べた。 アレクセーエフ氏は、2016年に米国の民主主義プロセスを損なうため広範囲に及ぶ悪意あるサイバー活動を行ったとして米国から制裁を受けたGRU職員のうちの1人だった。同氏は19年1月に英南部ソールズベリーで発生した神経剤による襲撃をめぐり、欧州連合(EU)からも制裁を受けている。 アレクセーエフ氏に対する襲撃は、ロシアの軍や治安機関の高官が狙われた最新の事例だ。 昨年12月にはモスクワで自動車爆弾によってロシア軍将官が死亡しており、当局はこのときもウクライナを非難した。

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