売春目的で女性を性風俗店に紹介したとして、警視庁などは、スカウトグループ「ナチュラル」会長の小畑寛昭容疑者(41)を職業安定法違反(有害業務の紹介)の疑いで再逮捕し、ほか3人を同容疑で逮捕し、17日に発表した。いずれの認否も明らかにしていない。 暴力団対策課によると、4人は他の者と共謀して2023年9~11月、不特定多数の男性客に性的サービスを提供させる目的で、20代女性を群馬県高崎市の風俗店にあっせんした疑いがある。 ナチュラルが違法なスカウトを繰り返して女性らを性風俗店に派遣し、女性らの収入の一部を紹介料として受け取っていた、と同課はみている。 小畑容疑者は、女性をスカウトするために暴力団員にみかじめ料を支払ったとして今年1月、東京都暴力団排除条例違反の疑いで鹿児島県の奄美大島で逮捕されていた。 ナチュラルは「匿名・流動型犯罪グループ」とされ、全国の繁華街などで少なくとも約1500人が活動。女性を紹介した性風俗店から受け取った紹介料などで22年の1年間で約44・5億円を得ていた、と同課はみている。(三井新、西岡矩毅)