アルバカーキ、ニューメキシコ州、2月20日 (AP) ー 米西部ニューメキシコ州司法長官は、ジェフリー・エプスティーン元被告(故人)が所有していたゾロ牧場に関する調査を再開した。この人里離れた場所が、未成年少女や若い女性に対する性的虐待や、性的人身売買にどのような役割を果たしたかについて疑惑が渦巻いているためだ。 ラウル・トーレス州司法長官事務所は19日、ワシントンの司法省が最近公開した情報を精査した結果、この決定に至ったと発表した。 ニューメキシコ州の当初の捜査は、2019年にニューヨークの連邦検察官の要請で終了していたが、州検察当局は現在「以前封印されていたFBIファイルに記された新事実がさらなる調査を正当化する」と述べている。 ニューメキシコ州司法省は、同省の特別捜査官と検察官が、編集されていない完全な連邦事件ファイルへの即時アクセスを求めるとともに、他の法執行機関や州議会が設立した新たな真実調査委員会と連携し、牧場での活動を調査する意向だと述べた。 この捜査は、連邦政府が公表した、いわゆる「エプスティーン・ファイル」の余波で続いているいくつかの大きな進展の一つ。 英国警察は19日早朝、故人となった性犯罪者との関係に関連して、公務上の不正行為の容疑で、元アンドルー王子を逮捕した。 エプスティーン元被告はニューメキシコ州で起訴されたことはないが、州検察当局は2019年、サンタフェ南部の牧場を訪れた可能性のある被害者らから事情聴取したことを認めた。聴取した告発者の人数や牧場で起きたとされる内容については、詳細を明らかにしていない。 エプスティーン元被告は1993年、元民主党のブルース・キング知事からニューメキシコ州の広大なゾロ牧場を購入し、丘の上に豪邸を建てた。近くには格納庫とヘリポートを備えた私有飛行場があった。牧場事務所、消防署、7ベイの暖房付きガレージも敷地内に含まれていた。 この不動産は2023年、エプスティーン元被告の遺産管理人により売却さ、売却益は債権者への支払いに充てられた。 連邦当局が公開した文書には、この牧場に関する記述が数千件存在する。 連邦当局が最近公開した電子メールとスケジュールには、ウディ・アレン、ロバート・レッドフォード、リード・ホフマン、ピーター・ティールらを含む起業家、俳優、科学者らが長年にわたり牧場に招待されていたことも示されている。 2019年、エプスティーン元被告の死後、ジェーン・ドウと名乗る女性が法廷で、2004年に15歳の時にゾロ牧場でエプスティーン元被告から性的暴行を受けたと証言した。エプスティーン元被告が彼女を床に寝かせ、ドレッサーに飾られた富裕層の有名人や政治家と笑顔で写る自身の写真が全て見えるようにした様子を語った。 (日本語翻訳・編集 アフロ)