「棄却されたんやって。うれしくて涙が出ました」日野町事件の再審開始決定を受け阪原弘さんの長男が会見 一方で「特別抗告され3年弱。時間がかかりすぎだと考えます」ともコメント

滋賀県日野町の強盗殺人事件の再審開始決定をうけ、服役中に亡くなった男性の長男が会見を行いました。 (阪原弘さんの長男・弘次さん)「あぁ、棄却されたんやって、うれしくてね。涙出てきました。『おめでとう』『よくやった』という言葉をいただきまして、本当にうれしく思いました」 再審開始の決定について、阪原弘さんの長男・弘次さんは喜びを噛みしめながら話しました。 この事件は、1984年に滋賀県日野町で酒店経営の女性(69)が殺害され、金庫が奪われたもので、酒店の常連客だった阪原弘さんが、強盗殺人の疑いで逮捕・起訴されました。阪原弘さんは裁判で無罪を訴えましたが、無期懲役が確定し、服役中の2011年に病死しました。 阪原さんの家族らによる再審請求に対して、2023年、大阪高裁は一審・大津地裁に続き再審の開始を決定しましたが、検察側が特別抗告していました。 そして2月24日付けで最高裁は「2審・大阪高裁の判断に誤りがあるとは認められない」として特別抗告を退け、再審を認める決定をしました。 (阪原弘さんの長男・弘次さん)「特別抗告され、3年弱。本当に長い時間がかかってしまいました。かかりすぎやと考えています。子ども、孫、ひ孫、やしゃごもうまれました。(再審が早ければ)囲まれていたら、おそらく泣いて喜んだと思う」 死刑や無期懲役が確定した事件で、本人の死亡後に再審開始が認められたのは戦後初めてです。

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