県内で過去最高の被害額となる金塊が絡んだ2億円余りの特殊詐欺事件に関与した疑いで逮捕されたベトナム人の男が、株への投資金の名目で松本市の女性から700万円を騙し取ったとして26日再逮捕されました。 詐欺などの疑いで再逮捕されたのは、ベトナム国籍の33歳の男です。 塩尻警察署の調べによりますと男は、氏名不詳の者らと共謀して、2025年7月中旬、SNSで知り合った松本市内に住む40代の女性に、株への投資額を増やせば利益を大幅に増やすことができるなどといったうそのメッセージを送った上、投資会社の関係者を装って、松本市内で女性から700万円を受け取った疑いです。 女性は、2025年6月上旬にSNSで投資関連の投稿をするアカウントを見つけて登録したところ、相手から「この計画は専門のチームが優良株のデイトレードで利益を得る」「増資すれば利益も大幅にアップする」などのメッセージを受け取り、指定された口座に合わせて1190万円を振り込んでいました。 男は、女性と会った際には偽の名刺や身分証などを示して投資会社の関係者を装っていたということです。 男は、塩尻市に住む70代の男性が、2025年の5月上旬から7月下旬にかけて、金への投資話などに絡んで、現金1000万円と金塊11キロ余り、合わせておよそ2億円相当を騙し取られるという県内の特殊詐欺としては過去最高の被害額となった事件で、証券会社のスタッフを装って男性と東京都内の喫茶店で会い、金塊およそ1.1キロ、時価1900万円余りをだまし取った疑いで5日に逮捕されていました。