小学館、漫画『常人仮面』問題めぐり謝罪 性加害の原作者を「起用すべきではありませんでした」…調査委員会の立ち上げ報告

小学館が28日、漫画アプリ「マンガワン」で掲載中だった連載漫画『常人仮面』の配信を中止した問題を巡って、公式サイトでコメントを発表。「起用すべきではありませんでした」と謝罪した。 公式サイトで「マンガワンにおける原作者起用について」と題して、文書を掲載。児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で逮捕・略式起訴され、罰金刑を受けて連載を中止していた漫画家・山本章一氏の起用について謝罪した。 コメント全文は以下の通り。 「マンガワン編集部では、『堕天作戦』の作者である山本章一氏が児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の罪で逮捕・略式起訴され罰金刑を受けて連載を中止しました。にもかかわらず、別のペンネーム『一路一』に変更して、新連載『常人仮面』の原作者として起用しておりました。本来は起用すべきではありませんでした。 性加害、性搾取、あらゆる人権侵害は決して許されるものではありません。今回、『常人仮面』につきまして、原作者の起用判断および確認体制に重大な瑕疵があったため、配信を停止し、単行本の出荷を停止いたしました。会社として管理監督責任を問われる重大な事案であり、人権・コンプライアンス意識の欠如があったと認識しております。 二度とこうしたことを繰り返さないために、弁護士を加えた調査委員会を立ち上げ、連載開始の経緯、編集者の和解協議を含む関わり方など、事実関係及び原因を迅速に解明して参ります。その後、調査内容の報告、厳正な処分、再発防止策の策定・履行をいたします。 この度の件に関しましては、何よりもまず、被害に遭われた方を慮るべきでした。その心情に寄り添わなかったことを心よりお詫び申し上げます。 また、『常人仮面』作画の鶴吉繪理先生、弊社各媒体でご執筆いただいている作家の皆様、ならびに関係各所の皆様には、これまでの信頼を裏切り、大変なご心配とご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。 そして、これまで小学館の作品をご愛読いただいた皆様にあらためてお詫び申し上げます」

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