「インフルを抑えられる」とうたいサプリ販売か 会社代表ら再逮捕

「インフルとコロナを抑えられる」と宣伝し、医薬品として承認されていないサプリを売ったとして、大阪府警は3日、大阪府箕面市の健康商品販売会社「メリーマート」代表の五条俊明容疑者(76)=箕面市船場西3丁目=を医薬品医療機器法違反(承認前医薬品の広告禁止など)の疑いで再逮捕し、発表した。 府警は同社取締役の男(53)も再逮捕し、店舗責任者の男(62)を新たに逮捕した。 いずれの認否も明らかにしていない。 生活環境課によると、3人は昨年5月、大阪市生野区内の店舗で70~80代の女性3人に対し、医薬品として未承認の健康サプリを「抗がん剤の抑制力とほぼ同じ」「インフルを抑えられる」などと宣伝し、計15箱(計29万3200円)を販売した疑いがある。 女性の1人は府警の聞き取りに「がんになりたくないから購入した。兄弟ががんで亡くなっており、メリーマートから話を聞いたら、私にも効くのではないかと思った」と話しているという。 府警によると、メリーマートは関西や東北で約2カ月限定の店舗を繰り返し開き、チラシで「食パン+コーンポタージュ 2つセットで100円」などとうたって高齢者らを集めていた。 府警は2月、格安商品で高齢者らを誘い出して高額商品を売る「催眠商法」の手口で、客3人にサプリの購入を勧めたとして、五条容疑者らを特定商取引法違反(目的隠匿勧誘)などの疑いで逮捕していた。 府警によると、その後の捜査で、サプリなどの購入歴があるメリーマートの「会員」数は約1万2千人に上ることが判明した。 サプリの販売で、2017年2月~25年8月に計約18億5千万円を売り上げていたという。(小島弘之)

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