”中村屋のホープ”歌舞伎界俳優・中村鶴松謹慎処分で「舞鶴」襲名披露延期も復帰は未定の”裏側”

若手歌舞伎界の中村鶴松(30)が建造物損壊の罪で逮捕されたのは、1月18日のことだった。 酒に酔った上での軽微な犯罪ということもあり、翌19日には釈放され、警視庁蔵前署に集まった大勢の報道陣の前で頭を下げる姿が報じられたが、現在も、舞台には復帰しておらず、謹慎のままだ。 鶴松は、劇団を経て’05年、10歳の時に十八代目中村勘三郎さん(享年57 )に見出されて部屋子となっている。六代目中村勘九郎(44)、二代目中村七之助(42)に次ぐ“中村屋のホープ”といわれ、東京・歌舞伎座で2月1日に初日を迎える「猿若祭二月大歌舞伎」で初代中村舞鶴(まいづる)を襲名することが発表されていた。しかし、事件を起こしたことで公演は延期された。 ある梨園関係者は次のように話す。 「ご存知かと思いますが、襲名披露公演を開くためには、準備とおカネがかかります。’22年に当時の市川猿之助さん(48)が市川團十郎白猿を襲名された際に、披露公演にかかった経費は億単位と言われています。興行収入は30億円近くと言われていますから、成功すれば十分元は取れます。今回、鶴松さんのご家族がチケットを大量に購入されていると聞きました。それを、タニマチやご贔屓筋に売るのですが、延期になったことでチケットにキャンセルが出てしまうと、その分の赤字を全て被ることになってしまいます。さぞかし大変だと思います」 そうは言っても、鶴松はいわゆる名門中村家一門。勘三郎さんに見出され、部屋子として実力を培ってきた。その結果、女形として実力を認められ、「舞鶴」襲名と同時に、重要な役を演じる一角になったことを意味する「幹部」への昇進も決まっていたのだ。しかし、それも今は見送られた形のまま。はたして、復帰はいつになるのか。そして、襲名、幹部昇進はあるのだろうか……。 「’05年1月、中村七之助さんが、父の勘三郎さんの『襲名を祝う会』の後、泥酔して警察を殴ったとして公務執行妨害で逮捕された事件がありました。このとき、謹慎処分を受けましたが、3ヵ月後に復帰しています。 ただ、鶴松さんは、いわゆる世襲家系の生まれではなく一般家庭の出身です。七之助さんとは立場が違いますから……。具体的な復帰時期についてはまだ決まっていないと聞きました。襲名、昇進に関しても、どうなるか不透明なようです」(前出・梨園関係者) 映画『国宝』では、鶴松と同じ一般家庭出身の俳優が、女形として人間国宝にまで登り詰めたのだが──。 【YouTube】FRIDAYデジタル「芸能記者チャンネル」では、現役の芸能記者たちが『国宝よりもヤバい梨園の”闇”【芸能記者が徹底解説#13】』と題し、歌舞伎界の”裏側”とその”闇”について、詳しく解説している。

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