8日、呉市で酒に酔った状態で車を運転したとして、海上自衛隊員の男(23)が逮捕されました。 酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは海上自衛隊呉基地の敷設艦「むろと」に所属する海士長、石丸大洋容疑者(23)です。 警察によりますと、石丸容疑者は8日午前9時ごろ、呉市中通の市道で酒を飲んで軽自動車を運転した疑いが持たれています。 石丸容疑者は車を運転中、対向車線を走ってきた軽自動車に接触し、物損事故を起こしたことを警察に通報。駆け付けた警察官が石丸容疑者の呼気を調べたところ、基準値の4倍を超えるアルコールが検出されたということです。 石丸容疑者は8日、休暇を取得していて警察の調べに対し「アルコールが残った状態で車を運転したことは間違いない。アルコールが抜けていると思っていた」と容疑を認めています。 敷設艦「むろと」の艦長・野本直利一等海佐は「本艦隊員が逮捕されたことについて大変重く受け止めております。事実関係を基に厳正かつ適切に対応して参ります」とコメントしています。