衆議院選挙、ミラノ・コルティナ五輪と「注目のイベント」が続く中、ネット上での誹謗中傷や侮辱が問題となるケースが目立った。 選挙期間中には、候補者に対する誹謗中傷ばかりか脅迫までもがネットで相次いだと報じられた。五輪でも、ケガによって試合を棄権した選手への心無い投稿がなされたと報じられ、熱戦に水を差すかたちとなった。 先日も41歳の会社員がある政党の幹部について、SNSに「人としてヤバい人認定」をしていると書き込んだ侮辱罪の疑いで逮捕された。「ヤバい人認定」ぐらいのことで逮捕されるのか、昨今の厳罰化も行き過ぎなのでは、などと思う方もいるだろう。 私も執筆した記事が名誉毀損に問われたことがある。駆け出しの頃だ。被告として約3年にわたり民事裁判で争った。ほぼ全ての期日に出廷し、本人尋問も受けた。 その時の経験を踏まえ、ネット投稿で後悔しない心構えを考えてみた。(ITジャーナリスト:井上トシユキ)