退職代行サービス「モームリ」の運営会社社長らが、業務を違法に弁護士に紹介したとして逮捕・起訴された事件で、警視庁は紹介して得た報酬を隠匿したなどとして、社長夫妻と弁護士2人を追送検しました。 「モームリ」の運営会社「アルバトロス」の▼社長・谷本慎二被告(37)と▼妻・志織被告(31)は2023年6月から2025年2月にかけて、報酬を得る目的であわせて174人の退職手続きに関わる法律事務を、弁護士2人に違法に紹介した罪に問われています。 警視庁はきょう、組織犯罪処罰法違反の疑いで谷本被告ら2人と▼東京・港区の「弁護士法人みやび」代表弁護士の佐藤秀樹被告(49)、▼東京・港区の「弁護士法人オーシャン」代表弁護士の梶田潤被告(45)のあわせて4人を追送検しました。 谷本被告ら2人と佐藤被告は2024年6月から去年3月までの間、7回にわたり、「アフィリエイト広告業務委託費」の名目で「弁護士法人みやび」から「モームリ」側の口座におよそ184万円を振り込ませ、違法な紹介料を正当な報酬であるかのように装った疑いがもたれています。また、梶田被告は「モームリ」に関する記事が週刊誌に掲載された去年4月、紹介料が「モームリ」側で「売上げ」として計上されていたことから、一度、この紹介料を返金してもらい改めてコンサルティング料として「モームリ」側に振り込むことで違法な紹介料の事実を隠そうとした疑いなどがもたれています。 調べに対し、梶田被告ら弁護士2人は、容疑を認めているということです。 一方、警視庁は谷本被告と妻の志織被告の認否を明らかにしていません。