またも「自作自演」で逮捕です。山形県米沢市でことし1月、男性が何者かにカッターで切りつけられたとされる事件は、うその通報だったことが分かり、通報した31歳の男が3月5日、逮捕されました。 偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、米沢市矢来2丁目の理学療法士・鈴木晃希容疑者(31)です。 警察の調べによりますと、鈴木容疑者はことし1月20日午後0時45分ごろ、米沢市本町1丁目の空き家の敷地内から110番通報し「荷物を取っているときに後ろから急にカッターみたいなもので首などを切りつけられた。犯人はすぐに逃げていった」とうその被害を訴えて警察の業務を妨害した疑いです。 通報によって米沢警察署の警察官らは鑑識活動や検問、付近の警戒などにあたっていました。 警察の聞き取りに対し鈴木容疑者の話が二転三転したことや、現場の状況と一致しない点があったため、捜査を進めた結果、うその通報をしていたことが分かりました。 鈴木容疑者は警察の調べに「うそでした」などと話し、容疑を認めているということです。 鈴木容疑者には金銭トラブルがあったとの情報もあり、警察が犯行との関連について調べています。 山形県内では「自作自演」の犯行の逮捕が相次いでいます。 3月4日、山形県上山市高野の無職・渡辺結花容疑者(24)が、去年12月に強盗事件のうその通報をして警察の業務を妨害した疑いで逮捕されました。 また、2月には寒河江市柴橋の消防職員・佐藤光征容疑者(54)が、うその強盗被害を訴えて警察の業務を妨害した疑いで逮捕されています。 いずれも共犯はなく、単独での犯行とみられています。