学習塾などを運営する山形市の学校法人の理事だった男が、虚偽の議事録を作成して、学校法人の土地や建物を勝手に担保に入れ、お金を借り入れたほか、自身が実質的に経営する別の法人の債務を肩代わりさせ、学校法人に約4200万円の損害を与えたとして、6日、背任などの疑いで逮捕されました。 背任と有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕されたのは、和歌山県紀の川市の自称・不動産管理業の54歳の男です。 警察によりますと、男は山形市の学校法人の理事を務めていた2021年8月ごろ、他の理事らと共謀し、債務担保として法人が所有する土地や建物の抵当権を設定することを全員一致で承認したとする内容のうその理事会議事録を作成し、東京都内の債権法人に提出した疑いが持たれています。 男は、この債権法人から学校法人の名義で約1000万円を借り入れたほか、自身が実質的に経営する東京都内の医療法人が抱えていた約3200万円の債務をこの学校法人に負担させていました。学校法人の不動産には債権額約4200万円の抵当権が設定され、法人に財産上の損害を与えたとされています。 警察は6日午後1時すぎ、男を自宅で通常逮捕しました。警察は男の認否について明らかにしていません。事件の詳しいいきさつについて調べを進めています。