自宅で娘を殺害したとして、千葉県警茂原署は8日、同県茂原市下永吉の無職、斎藤千栄子容疑者(58)を殺人の疑いで逮捕した。斎藤容疑者は容疑を認め、「先天性の重度身体障害があり寝たきりの娘の行く末を案じた」という趣旨の供述をしている。 逮捕容疑は8日、長女の加奈さん(29)の顔を水のような液体を入れた衣装ケースの中に沈め、殺害したとしている。 茂原署によると、8日午前6時25分ごろ、近隣住民から「母親が娘を殺害したようだ。母親は取り乱している」と110番があった。駆け付けた警察官が、意識不明の状態で横たわっている加奈さんを発見した。 斎藤容疑者は加奈さんと2人暮らしで、警察の調べに「自宅で娘の介護をしてきた。私が先に死んで、娘がかわいそうな境遇に遭うなら私も一緒に死んで天国に行こうと思った」と話しているという。茂原署は斎藤容疑者が無理心中を図ろうとしたとみて調べている。【林帆南】