「あなたに合った仕事、見つかる」 北海道警で鑑識や調書作成を体験

「道警冬のお仕事フェスタ」が8日、札幌市中央区の北海道警察本部であった。現職の警察官から直接、話を聞ける人気企画。警察の仕事に興味がある学生などが熱心に話を聞き、仕事を体験した。 会場には、刑事、交通、生活安全、サイバーセキュリティ対策本部、警備、地域、情報通信などの各部署がブースを構え、仕事を説明した。 鑑識のブースでは、参加者が足跡検索に挑戦。地面に残された足跡に光を当て、容疑者の足跡をあぶり出した。うまくできない参加者には、捜査員から「光を当てる角度を変えてみよう」といったコツが伝授された。 交番体験では、財布を盗まれたという被害者の調書作成から現場検証、容疑者逮捕までの流れを体験した。「絶対に逮捕してくださいよ」と繰り返す被害者を落ち着かせながら、盗まれた時の状況、容疑者の特徴などを聞き出して調書を作成。現場のゲームセンターに向かい、防犯カメラ映像や位置関係などを調べた後、特徴に当てはまる人物を見つけ出して職務質問、自供を引き出し、逮捕するまでを体験した。 江別市の高校1年生山崎瑠久さん(16)は、昨夏のフェスタに続いて参加した。将来は、制服を着てパトカーに乗って勤務したいと考えているが、「今日は刑事部のブースで話を聞きたい。捜査員のみなさんの勤務実態にとても興味があります」と積極的に各ブースを回っていた。 道警採用センターの宇井謙輔所長は「警察には様々な仕事がある。緻密(ちみつ)さ、器用さを要求するもの、体力が必要なもの、発想力が生きるもの――。ひとり一人の個性にあった仕事が必ず見つかります。フェスタがそのきっかけになればうれしいです」と話す。 道警の2026年度第1回採用試験は、4月10日まで受け付け中。詳しくは道警ホームページ(https://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/)で。(長谷川潤)

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