愛知・蒲郡の女性殺害事件から10年 遺族らが情報提供呼びかけ

愛知県蒲郡市の農業杉浦加津代さん(当時73)が自宅で殺害された事件から10日で10年が経った。同日、長男の司さん(61)、多香子さん(61)夫妻や警察官らが現場近くのスーパー「フィール エクボスタイルGAMAGORI」でチラシ入りのポケットティッシュ1500個を配り、情報提供を呼びかけた。 県警によると、杉浦さんは2016年3月10日夜、同市神ノ郷町の自宅1階で仰向けに倒れて亡くなっているのが見つかった。首には携帯電話の充電コードが巻き付いており、何者かに首を絞められて殺害されたとみられている。県警はのべ3万8千人超の捜査員を投入してきたが、容疑者の逮捕に至っていない。 県警は昨年10月、名古屋市西区で1999年に発生した殺人事件の容疑者を逮捕。この日は同事件の遺族、高羽悟さん(69)も呼びかけに加わった。司さん夫妻とは警察関係者の紹介で数年前に知り合い、被害者遺族として励まし合ってきたという。司さんは「(高羽さんの事件の進展で)希望の光が見え、『今度は私たちの番だ』と力をもらった。ささいな情報でもいいので、警察に連絡をいただけるとありがたい」と話した。 蒲郡署によると、今月5日には、事件当日の不審な車の目撃情報が新たに寄せられた。捜査本部の連絡先はフリーダイヤル(0120・110・463)。(松本敏博)

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