岡山市内の路上などで、通行中の女性にわいせつな行為をした罪に問われていた男の裁判が、岡山地裁で行われました。 不同意わいせつの罪に問われていたのは、岡山市立の小学校・元用務員の男(33)です。 起訴状などによりますと男は、2025年8月、岡山市内の路上で歩いていた女性に対して、左肩をつかんで抱き寄せ、着衣の上から体を触り、さらに付近のビル1階奥に連れ込み、下半身を直接触るなどのわいせつな行為をした罪に問われています。 男は逮捕された際、警察の調べに対し、「私がしたことに間違いありません」と供述。その後、男は2025年12月に不同意わいせつの罪で起訴され、懲戒免職の処分を受けました。 ■検察側「自己中心的な動機に酌量の余地はない」弁護側「事案を認め深く反省」 検察側は、 「自己の性的欲求の赴くまま犯行に及んだもので、自己中心的な動機に酌量の余地はない」 「繁華街の街中でナンパのつもりで話しかけた女性に対し、突然、服の上から女性の胸をもみ、驚愕、恐怖感で抵抗できない状態の女性を人気のないビルの奥に連れ込んだ上、直接、胸や下半身を触るなどしたもので、犯行態様は大胆かつ卑劣極まりない」 「懲戒処分を受けるなど社会的制裁を受けた」 などとして、拘禁刑2年6か月を求刑。 一方で弁護側は、 「懲戒処分という社会的制裁を受けている」 「事案を認め深く反省してる」 などとし、執行猶予付きの判決を求めました。 ■「自己の性欲の赴くまま執拗にわいせつ行為を続けた、悪質な犯行態様」 1月23日に行われた裁判で、岡山地裁の石黒史岳裁判長は量刑について、 「夜間路上で女性に声をかけて付きまとった上で突然胸を触るなどし、さらに人気のないビル内に女性を連れ込んで直接胸や下半身を触るなどしている」 「男の行為を拒む女性の声に耳を貸さず、自己の性欲の赴くまま執拗にわいせつ行為を続けた、悪質な犯行態様である」 などとして、拘禁刑2年6か月の求刑に対し、拘禁刑2年6か月・執行猶予4年の判決を言い渡しました。