鳥取県境港市のスーパーで強盗事件が発生してから3月19日で1か月、犯人は依然として逃走しています。同じ被害にあわないために効果的な安全対策などを専門家に聞きました。 小田原安理 記者 「現場は境港駅からほど近いこちらのスーパーで12時を回った今も警察による捜査が進められています」 2月19日、境港市のスーパーマーケットで発生した強盗事件。午後8時40分頃、スーパーの裏側にある通用口から男が押し入り、店員2人に刃物のようなものを突き付けて脅し、現金約190万円を奪って逃走しました。 発生から1か月が経過しましたが、犯人逮捕には至っていません。防犯の専門家はどう見ているのでしょうか。 全国防犯啓蒙推進機構 折元洋巳さん 「犯人は(出口に)行ってあっと思って思わず右の扉のドアノブに手を出そうとしたときにセンサーで上がって出ていっているワケじゃないですか。ちょっと内部犯行説は薄い気がしますね」 防犯対策指導などを行う折元洋巳さんです。鳥取県警が公開した監視カメラ映像を分析してもらい、安全対策について聞きました。 全国防犯啓蒙推進機構 折元洋巳さん 「興奮して何か持ってやったろと思っている人間と、何も持ってなくていきなり来られた人間だったら絶対的に強弱が発生している。リアルタイムに相手を遠隔で確認しながら扉を開けるか開けないかの判断材料になるそういった意味での(防犯機器の)使い方、設置場所を考えてほしい」 指摘するのは効果的な防犯機器の設置。事件が起こった後に確認するためのものではなく、そもそも犯行を防ぎ、仮に実行されてしまっても相手を捉えて対策がとれるような設置方法が必要だといいます。店舗・一般住宅のいずれにおいても、施錠をしっかり行ったうえで建物周辺に死角を生まないようにカメラを設置することなどを強調しました。 また、普段からできる意外な対策が。 全国防犯啓蒙推進機構 折元洋巳さん 「できれば住宅街においては井戸端会議をやってください」 防犯のためには近所の人同士の会話が役立つといいます。 全国防犯啓蒙推進機構 折元洋巳さん 「(犯人が)下見に行ったときに井戸端会議があっちこっちやってる町は嫌なんです。隣近所仲いいとこは知らん人がやってきたらあれ誰?となって思わず目が行くじゃないですか。犯人は見られたって思うんで基本的にそういう町は嫌だと」 いまだ犯人逮捕に至っていない境港市の強盗事件。警察には「似た人を見かけた」「似た服を売っているのを見たなどの通報が複数件あったという事です。警察はさ細なことでも気付いたことがあれば連絡してほしいと呼びかけています。